探偵は人探しをどうやって調査するのか？自分と探偵の違いとメリット・デメリット

この記事では、探偵事務所や興信所がどうやって人探し調査を行なっているのか詳しく解説します。

信頼できる探偵事務所や興信所の正しい選び方

探偵がどうやって人探しをするのか知りたい
人探し調査の内容を確認しないと信用できない
本当に見つかるのか不安

人探しをする際、このように感じる人は多くいます。[su_highlight background=”#fffc3a”]一般的に探偵事務所や興信所が行う人探し調査の成功率は約90％と言われています。

なぜそのような高い調査成功率を誇るのか探偵の人探し調査の秘密を少しだけご紹介します。また、この記事では自分で人探しをしたいという方に向けてもどうやって調査するべきか紹介しています。メリット・デメリットについても解説していますのでぜひそちらも参考にしてください。

どうやって？探偵や興信所の人探し調査とは｜目的や種類

探偵の人探し調査はどうやっているのかを解説する前に、ここではそもそも人探しとはどんなことが当てはまるのかを解説します。人探しとひとくくりにいっても様々な種類があります。人探し調査の相談や依頼をする人たちはどんな目的で依頼するのか紹介します。

探偵・興信所へ依頼する人探し調査の目的や種類

探偵や興信所へ人探しを相談・依頼する方達の目的や種類について紹介していきます。基本的に人探しとは、対象者の所在調査・行方調査です。主な人探しの種類は以下の通りです。

家出した家族の捜索
失踪した家族の捜索
音信不通になった昔の友人の行方を捜索
昔の恩師や友人と連絡を取りたい
訴訟を起こしたい相手の捜索

以上のような目的で人探しの相談や依頼をおこなうケースがあります。次の章では、探偵・興信所がどうやって人探しを行うのか詳しく解説していきます。

探偵の人探し調査！どうやって特定の人物にたどり着くのか徹底解説

ここからは、探偵・興信所がどうやって人探し調査を行なっているのかできる限りわかりやすくお伝えしていきます。詳しい内容は、探偵・興信所ごとで変わることもありますが、基本的には聞き込みとデータベースを元にした調査の2つがあります。

その2つを細かく分けると以下の5つとなります。

対象者の私物確認
対象者のSNSのチェック
聞き込み・張り込み・尾行による調査方法
ビラや人を多く使った人海戦術
データベースを元にした調査方法

人探しの難易度に応じてこの5つを使い分けた人探し調査を行います。以下では1つ1つ解説します。

探偵の人探し調査方法その１：対象者の私物の確認

対象者の私物確認は、直近で家出・失踪した家族、音信不通になった友人などを探し出すときに利用する調査方法の1つです。

対象者の家や部屋を確認することで、何がなくなり、何が残されているのかを把握することで緊急性のある失踪なのか、意図的な家出なのかなど知ることができる手がかりを見つけることが可能です。

もし、スマホや財布、通帳など生活するために欠かせないものが残されている場合は、緊急性が高い失踪だと予測することができるため、その場合はまずは警察に相談することも大切です。

探偵の人探し調査方法その２：SNSで得られる情報を確認

現代の生活に欠かせないものの1つがスマホですが、10代〜年配の世代まで何かしらのSNS（ソーシャルネットワーキングサービス）を利用しているケースは多いですよね。

SNSをチェックすることで、その人の行動パターンや習慣など知ることができますし、対象者が抱える悩みや特徴などを知ることで探し出す時のヒントを見つけることが可能になります。

また、SNS以外にもスマホを確認できれば、電話の着信履歴、スマホ以外ではパソコンなども確認することができれば、スマホでは見つけられなかった手がかりをメールやアプリから見つけ出すことも可能になるはずです。

人探しをするときはSNSからまずはチェックする、現代ではこれが基本調査の1つになっています。

探偵の人探し調査方法その３：聞き込みや張り込みによる調査

探偵の基本調査の代表格が聞き込みや張り込み・尾行です。探偵といえば聞き込み・張り込み・尾行という印象を持っている方も多いのではないでしょうか。

テクノロジーなど進化したとしても、人探しをするときなどは、聞き込み・張り込み・尾行は、有効な手段となります。

スマホやパソコンなどから得た情報もとに、聞き込みを行なったり、特定の場所での張り込み、いなくなる前に会っていた人物の尾行など、状況ごとに判断し調査を行い対象者を見つけ出します。

探偵の人探し調査方法その４：ビラや人を多く使った人海戦術

ビラなどを配り人探しをするケースもあります。また、状況にもよりますが人を多く使ったローラー作戦などかなり地道なやり方ですが有効になるケースもあるため、こういった調査方法を行うケースもあります。

探偵の人探し調査方法その５：データベースを元にした調査

5つ目にデータベースを元にした調査と紹介していますが、人探しをする場合には名前やある程度の住所、携帯番号、趣味など対象者の断片的な情報・特徴から手がかりを見つけ出すために最初に行うこともあるのがこの調査方法です。

探偵事務所・興信所ではそれぞれの独自のネットワークを活用することはもちろん、数多くのデータベースを保有しそこから探し出す方法を利用しています。

このデータベースの活用は人探しの成功確率を高める重要な調査方法となっています。このデータベースこそがそれぞれの探偵事務所の能力の高さを表す部分と言えるでしょう。

探偵事務所・興信所に人探し調査を依頼するメリット・デメリット

この章では、探偵事務所・興信所に人探し調査を依頼するメリット・デメリットについてお伝えしていきます。

探偵事務所や興信所に人探し調査を依頼するデメリット

探偵・興信所に人探しを依頼した時の考えられるデメリットは2つです。

料金がかかり、高額になるケースもある
対象者の情報が少ないと見つけ出す確率が下がる

プロである探偵や興信所に人探しを依頼する最大のデメリットは「料金が高額」になるケースがあるということです。

これは時間がかかればかかるほど高くなってしまうため、一番注意するべき点になります。対象者の情報が少なければ、人探しのプロであったとしてもそれに比例して探すまでのプロセスがふえ、時間がかかってしまうものです。

探偵事務所や興信所に人探し調査を依頼するメリット

探偵事務所などへ人探しを依頼するメリット5つあります。

素人には難しい調査方法で捜索が可能
警察よりも積極的に動き探し出してくれる
対象者を見つけるのが速い
事件性がない人探しでも対応してもらえる
調査内容の漏洩がないので安心

人探しをする際は自分でどうにかしようと考える場合もあると思いますが、人探しのプロに依頼すれば一般人ではなかなか難しくできない調査方法・ノウハウもあるため信頼度は高めです。

そして、警察などが動いてくれないようなことでもスピーディーにかつ的確に調査してくれるため対象者を早く見つけ出すことも可能になります。

実際に、家出人や失踪者の捜索では事件性が低い場合でも、自殺する可能性を秘めているケースもあります。その場合は警察よりも探偵・興信所に依頼することで寸前のところで対象者を見つけ出せたというケースは多いのです。

また、人探しをする場合、他人に知られたくないケースもあります。探偵や興信所に依頼すれば他人に知られることなく対象者を見つけ出すことが可能です。

人探しなどで探偵事務所などに依頼するメリットは非常に多いといえます。

家出人や失踪者・行方不明者を探すカギはすぐに行動すること

家出人や失踪者含めた行方不明者を探し出すためにはすぐに探すための行動をすることが大切です。

捜索に乗り出す期間が早ければ早いほど見つかる確率は高いです。

警察庁が公開している行方不明者の所在確認までの期間では、行方不明届が受理されて１週間以内に見つかった人の数は34％と高いのですが、いなくなってから8日以上経過すると見つかる確率が3.4％と大幅に下がってしまうことがわかっています。

引用：警察庁「行方不明者所在確認までの期間」

そのため、人探しをする場合はできる限り迅速に早めに探す必要があるのです。ただし、警察は「特異行方不明者」しか積極的に捜索してくれません。

特異不明者とは、小さな子供や高齢者など一人ではまともな生活が難しいと推察される人、そして誘拐や監禁など事件性が考えられる人のことです。

ですので、自ら家を出たと考えられる一般家出人と判断された場合は、警察は当てにならないケースがあります。そのような場合は、探偵や興信所に相談し早急に対処することをおすすめします。

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自分で人探しをするならどうやってするの？

ここからは、人探しを自分で行いたいといった人へ向けて、自分で人探しをする場合はどうやってするのかをお伝えしていきます。

自分で人探しする場合はどうやってする

自分でできる人探しの主な3つの方法を紹介します。

インターネットやSNSを確認する
掲示板の利用
対象者の友人・知人に聞き込みする

インターネット・SNSを確認し探し出す手がかりを探す

インターネットやSNSに掲載されている情報を元に探す方法で、素人が一番最初に利用する人探しの方法になります。facebookやTwitter、インスタグラムなど対象者がSNSを利用し情報を公開していれば何かしらのヒントを得られるかもしれません。

人探しのプロである探偵たちも利用しますが、通常どこに着目すべきかなどポイントがわからなかったりするため手がかりを見逃すケースあるようです。

人探しの掲示板に情報掲載し手がかりを掴む

人探しをするためのウェブサイトが存在します。目的は行方不明者の捜索や同窓会を開く目的など様々です。また、人探し掲示板以外にも人探しアプリなどもあるので活用してみてください。

再会のためのサイト・いまどこ？青い糸、赤い糸
同窓会支援サイト「ゆびとま」
尋ね人（http://www.re-re.net/index.php）
MPSジャパン（日本失踪者捜索協力機構）

ぜひ以上のようなサイトなど活用してみてください。

対象者の友人・知人などに聞き込みする

ネットやSNS以外にやはり有効になるのが、友人や知人に聞き込みを行うことです。ただし、個人が聞き込みをする場合、聞き込みする相手によっては怪しまれたり、探す理由を聞かれる可能性も高く、探していることを知られたくないという人に不向きな調査方法です。

自分で人探しするメリット・デメリット

自分で人探しをする最大のメリットは『費用が安く済む』という点です。

しかし、それ以外に大きなメリットはなく、時間や労力が多くかかる可能性が高いため、どうしても人探しをしたい場合はプロに相談することをおすすめします。

探偵に依頼する場合と自分で人探しする場合の違い

	メリット	デメリット
探偵	・警察よりも積極的に動いてくれる・経験、ノウハウがあるため安心・即行動してもらえる・情報漏洩しない・忙しい人でも代わりに動いてくれる	・料金が高額になるケースもある・情報が少ないと見つからないケースある
自分	・費用は少なくて済む	・時間や手間がかかる・経験がないため見つからないことが多い

探偵に依頼する場合と自分で探す場合のメリットで大きく変わるのは、やはり経験やノウハウを持っているかいないかで、ここで見つかりやすくなるかどうかが変わってくるでしょう。探偵は人探しのプロであるため的確な行動で対象者を最短で見つけてくれるやめその点は大きなメリットではないでしょうか。

探偵と自分自身で探す場合のデメリットでは、探偵に依頼した場合はやはりどうしても料金がかかり情報が少なければ時間もかかるため高額になるケースも考えられます。自分で探す場合のデメリットは、時間や経験・ノウハウがないため大きな労力がかかり、見つからない可能性の方が高い点と言えるでしょう。

ご紹介した警察庁のデータからも分かる通り、人探しのポイントは如何に早く探し始めるかが鍵となります。あなたがどれだけその人を探したいかで最終的にどちらを選択するか判断すると良いでしょう。